東北文化学園大学問題が大揺れに揺れております。
私が講義を持っている専門学校も、この大学と同系列法人の運営ですし、「東北文化学園」の名が付いているので、人ごとではない。
河北新報のコラム「東北文化学園大疑惑/学生に説明し疑問に答えよ」では、次のように述べられている。
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学生はどんな思いで事態を見守っているだろうか…とまず思う。自分なりの人生のコースを決め、そこへ進む道程として大学を選び、学んでいるはずだ。その大学が「(大学としての)運営に値しない」と文部科学大臣に公然と指摘された。大学は夢を預かり、夢を育てる約束で多くの若者を集めた責任を感じ、何よりも先に、事態の正確な状況と問題の真相を学生たちに説明するべきだ。
(中略)
しかし、それらは結局、大人社会の不純さや不手際の問題だ。今、何より考えるべきは、現に同大の3学部で学ぶ2400人の学生に対する大人側の責任だと思う。大学として説明し陳謝すること、疑問に丁寧に答えること―がまず最低限のこととしてなされなければならない。
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全くその通りでここに通う学生や、実質上その通学費用をまかなう親御さんに責はないのに、文科省認可の大学側の不祥事でこのような事態になったことは、大学ばかりでなくその監督機関である行政側の責任も多大ではないかと思う。
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一連の疑惑は事業を急拡大させた前理事長の責任が大きいが、脱税疑惑で理事長を退いた後、法人が学生にきちんと事態を説明してきたとは言えない。
教育は規制緩和の流れの中で利潤領域となり、法人や事業家のターゲットになっている。文化学園大のケースもその一つなら、教育と事業の関係をより深く考え直す必要もあるだろう。
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以前にニュースが流れたときに、同大学のHPを調べて見たのだが、全く説明が載っていなかった。今回も調べてみたが、載っているお詫びは、「入試方法についてのお詫びと今後の改革の心構え」くらいのものである。
しかも、ホームページが2重にある。
その1,東北文化学園大学ホームページは、見た目は良くないが、それなりに更新されているように見える。
その2,東北文化学園大学は、宣伝用に作ったホームページがそのまま残ってしまようで、文科省認可申請中で、正式認可がH15.10月というニュースが載っている。でも、見た目は凝っている。
同様に、私の所属している専門学校も、
その1、学校法人友愛学園 東北文化学園専門学校は、平成16年度の入学案内まで載っているページだが、
その2,学校法人東北文化学園大学 東北文化学園専門学校は、2001年に作成されたようで、その後のメンテナンスがされていないようである。
で、どちらが正解かというと、学校から頂いてきた「学生便覧H16年度版」には、はっきりと、「学校法人友愛学園 東北文化学園専門学校」と書いてあるので、「友愛学園」のほうが正しいのである。
非常にまぎらわしいですね。
ホームページの管理もまともに行えない専門学校が、情報システムの授業を教えているのだからたまりませんね。世も末です。
こういう、「教育」と「ビジネス」の狭間で被害を被るのは、これからの日本を背負うはずの子供たちなんですね。子供たちに(自ら勉強をしないやつを除いて)責はないのに。
私は、たまたまとはいえこのような中に身を置くのも何かの縁だと思っており、自分が彼ら学生に関与できる限りにおいては、きちんとした倫理観をもつ技術者として社会に出ることができるよう最大限の努力を注ぐつもりである。
前回の授業では、一年生から、「これ土木の授業ですよね」と皮肉な質問をされる一幕もあったが、そういう授業はこれからも続く予定である。(^^)