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閑話(非常勤講師) アーカイブ

2004年03月28日

非常勤講師を別名で言うと

 非常勤講師を英語で言うと「Part-time Lecturer」もしくは、「Part-time Instructor」となるそうである。Instructorはsports系の意味が強いようである。
 Lecturerは、英国の大学では一番地位の低い教官を示すらしい、当然一番上はProfessorである。私のJapaneseEnglishでは、先生=teacherであるが、teacherは非常に意味が広く、なんでも人にモノを教える人はteacherと読んで良いらしい。(LONGMAN現代英英辞典より)
 そして、「非常勤」は、「part-time」となるのだが、これまたJapaneseEnglshの「パート」のイメージとは少しずれがあるように思う。
 とりあえず、以上の結果、「非常勤講師」=「パートの先生」という結論に達した。(^^)

2004年04月08日

東北文化学園の名がニュースをにぎわしてますね

さて、初講義まであと1週間となりましたが、準備は全然進んでおりませぬ。(^^;)

ところで、東北文化学園がまたニュースをにぎわしていますね。
理事長の脱税疑惑に始まり、大学受験者水増し事件、そして今度は土地売却問題。(詳しくは、こちらをご覧ください)

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2004年04月28日

東北文化学園大学問題ますます混迷を深める

 東北文化学園大学問題が大揺れに揺れております。
 私が講義を持っている専門学校も、この大学と同系列法人の運営ですし、「東北文化学園」の名が付いているので、人ごとではない。
 

 河北新報のコラム「東北文化学園大疑惑/学生に説明し疑問に答えよ」では、次のように述べられている。
>>
 学生はどんな思いで事態を見守っているだろうか…とまず思う。自分なりの人生のコースを決め、そこへ進む道程として大学を選び、学んでいるはずだ。その大学が「(大学としての)運営に値しない」と文部科学大臣に公然と指摘された。大学は夢を預かり、夢を育てる約束で多くの若者を集めた責任を感じ、何よりも先に、事態の正確な状況と問題の真相を学生たちに説明するべきだ。

(中略)

 しかし、それらは結局、大人社会の不純さや不手際の問題だ。今、何より考えるべきは、現に同大の3学部で学ぶ2400人の学生に対する大人側の責任だと思う。大学として説明し陳謝すること、疑問に丁寧に答えること―がまず最低限のこととしてなされなければならない。
>>
 全くその通りでここに通う学生や、実質上その通学費用をまかなう親御さんに責はないのに、文科省認可の大学側の不祥事でこのような事態になったことは、大学ばかりでなくその監督機関である行政側の責任も多大ではないかと思う。

>>
 一連の疑惑は事業を急拡大させた前理事長の責任が大きいが、脱税疑惑で理事長を退いた後、法人が学生にきちんと事態を説明してきたとは言えない。
 教育は規制緩和の流れの中で利潤領域となり、法人や事業家のターゲットになっている。文化学園大のケースもその一つなら、教育と事業の関係をより深く考え直す必要もあるだろう。
>>

 以前にニュースが流れたときに、同大学のHPを調べて見たのだが、全く説明が載っていなかった。今回も調べてみたが、載っているお詫びは、「入試方法についてのお詫びと今後の改革の心構え」くらいのものである。

 しかも、ホームページが2重にある。
 その1,東北文化学園大学ホームページは、見た目は良くないが、それなりに更新されているように見える。
 その2,東北文化学園大学は、宣伝用に作ったホームページがそのまま残ってしまようで、文科省認可申請中で、正式認可がH15.10月というニュースが載っている。でも、見た目は凝っている。

 同様に、私の所属している専門学校も、
 その1、学校法人友愛学園 東北文化学園専門学校は、平成16年度の入学案内まで載っているページだが、
 その2,学校法人東北文化学園大学 東北文化学園専門学校は、2001年に作成されたようで、その後のメンテナンスがされていないようである。

 で、どちらが正解かというと、学校から頂いてきた「学生便覧H16年度版」には、はっきりと、「学校法人友愛学園 東北文化学園専門学校」と書いてあるので、「友愛学園」のほうが正しいのである。
 非常にまぎらわしいですね。

 ホームページの管理もまともに行えない専門学校が、情報システムの授業を教えているのだからたまりませんね。世も末です。

 こういう、「教育」と「ビジネス」の狭間で被害を被るのは、これからの日本を背負うはずの子供たちなんですね。子供たちに(自ら勉強をしないやつを除いて)責はないのに。

 私は、たまたまとはいえこのような中に身を置くのも何かの縁だと思っており、自分が彼ら学生に関与できる限りにおいては、きちんとした倫理観をもつ技術者として社会に出ることができるよう最大限の努力を注ぐつもりである。

 前回の授業では、一年生から、「これ土木の授業ですよね」と皮肉な質問をされる一幕もあったが、そういう授業はこれからも続く予定である。(^^)

2004年05月25日

給与支給日は月末かな?

河北新報を見ていたら、
「東北文化学園大 給与遅配の恐れ 複数教職員が証言」
 おぉ、それは大変だ。専門学校もそうなのかな?とおもって、残高照会してみた。

 振り込まれてないですね。
 と言っても、専門学校の給与支給日は25日なのかな、それとも月末なのかよくわかっていないのだけれど。。?

 私の場合、非常勤講師の給与はへそくる構えでいるので、何時支給されようが、もらえればいいのだけれど、生活がかかっている先生はたいへんだ。

 それにしても、東北文化学園。金融支援なしでは破産してしまうのではないだろうか。当面の運転資金の金融支援は受けられるのだろうか???
 先生も学生も悪くないのに、大変ひどい目に合っている。なんとか救う手だてはないものなのだろうか?

2004年06月02日

給料はまだ振り込まれていないけど明日もまた授業

まだ、給料振り込まれてきませんね。(;;)

 なんて貧乏人が苦しんでいるさなか、5/31付け河北新報にこんな記事が

 ○虚偽申請「わたしの責任」 堀田元理事長、初めて釈明

 一部引用
  一連の問題の影響で法人の資金繰りが悪化し、教職員の給与遅配を招いたことについては「私財をなげうっており、わたしにはもう何もない。限界だ」と言うにとどまった。

 しかし、その下にはこう書いてある。
  この日は、学園大との会計一体化が問題になっている系列の学校法人友愛学園(青葉区)の理事長で、堀田氏の長男の正央氏の結婚式が都内で開かれ、堀田氏も出席した。教職員からは、大学の存続が危ぶまれるさなかの挙式に反発する声が上がっている。

 んー。 給料もらえず途方に暮れている教職員を尻目に。。。

2004年06月04日

授業のやり方についてのご意見をいただいた

以下の私のぼやきに対して、こんなメールをいただいた。
> 学校のカリキュラムには相当に逆らった授業をやり、かつ、その内容をここで公開しているにもかかわらず、学校からクレームもなにもつかないところを見ると、この学校は、非常勤講師(しかも新米)の授業にまで関知しないと言うことなのだろうか???
 生徒への責任とかいいたことはどう考えているのだろうか?
>

以下メールから引用。

カリキュラム(シラバス)から相当な逆らった授業と
いうようなことを述べられておりましたが、私は、構造力学(応用力学)の
授業の範疇だと思っております。

桂先生の授業内容については、だいぶ刺激を受けている
学生も多くおります。
桂先生の授業は、わかりやすい!っと言ってくれる学生がいて、
そのことを私自信も聞くのがすごい嬉しいです。

カリキュラムに乗っ取ったやり方も大事だとは思いますが
、私も数学や基礎学力のないことで学校で苦労をしたので、
今の学生たちには、そのことで社会で苦労してほしくないので
桂先生には、この授業の進め方でお願いしたいというのが
意見です。

との私見ながら応援のコメントを頂きました。
 生意気な新米講師を温かい目で見て頂いてありがとうございます。

 私の場合、昔の家庭教師の経験からも一つの方針があるのですが、それは自分に「自信をつけさせること」。
 これを一年かかってでも、構造力学の基礎でやりたいと思っているわけです。(^^)

2004年06月05日

組織の良否とは

 以前いた会社が経営難に陥っていたとき、よくこういうせりふを聞くことがあった。

 「我が社は、技術屋の能力は、ほかの大手ゼネコンにも勝る会社である。だから、経営再建可能だ」

 こういうせりふを聞きながら、いつも思っていたことは、

  「会社ってのは、技術がいくら高くても、経営が悪ければ、単なる悪い会社なのだ。」

ということ。経営出来ない経営者が、会社を続ける限り、良い会社には決してなれない。技術が高いだけじゃだめなのだ。

 最近の東北文化学園のニュースを見ながら同じようなことを思うことがある。
 学校という組織も、いくら優秀な先生方があつまっていたとしても、経営者が悪ければ、悪い学校なのである。
 生徒の学力レベルが学校の良否ではない。
 生徒は、お客様であり、そのお客様を選別するのも、教育するのもまた「経営」なのである。

 「経営」意識にかけた学校は、決して良い学校にはなり得ないと思うのである。
 理念だけじゃだめなのだ。

 と、書きながら、これは日本技術士会にも、当てはまる話だなぁ、と思った。
 ビジョンだけじゃだめなのだ。。

2004年06月09日

講師料遅配のお詫びが届いた

 講師料は10日支払いなのだそうだが、講師料遅配のお詫びが郵便で本日届いた。

 連日の報道の中、始めて学校側から公式?の説明がなされたわけだが、
 発信者は、理事長代理の石川氏と校長の神田氏になっているのだが、押印はない。
  わざと押印をしてないのかな?公式文書ではないということなのか?

 文書には、今が再建の山場なのでもう少し待ってほしい・・云々 と書いてあった。

 以前の会社の時に、下請けへの支払いがストップになったことがあった。でもそんなときでも、職員の給与は出た。
 労務費ってのは、最初に守られる経費なので、職員の給与が出ないってのはかなり大きな問題だ。
 たとえ今月が支払えても、来月からの原資がないんだから、まだまだ見通しはまだ暗そうだな。

 経営譲渡しての再建を目指しているそうだが、経営譲渡を受けられる体力のある会社があるのかどうか。それもまた疑問である。

2004年06月11日

講師料はしばらく出なそう(;;)

あさから悪いニュースが流れている。

 ○東北文化学園大が1回目不渡り 資金繰りめど立たず

(前略)  経営陣は再建に向け、経営支援に関心を示す学校法人や企業と交渉を進めているが、不透明な会計処理やノンバンクからの借り入れが障害になり、交渉は難航している。自主再建の道は事実上絶たれ、法的再建が現実化しつつある。・・・

 これでは、当分講師料も出るわけないな。
 さて、学校が倒産するような事態になった場合どうなるのだろう?

 先生方は、社員だからほとんど職を失う。学生については、文部科学大臣は、他大学への移管を考えているようだ。↓
 ○ 文化学園大問題 文科相「近隣大学で学生受け入れも」

 私もそれが現実的な気がしている。
 M銀行だって、それほど体力がありそうでもないし。。

 実は、一連の報道で語られていないことがある。それは、私の勤める専門学校の状況。
 こちらにも多くの生徒がいることを忘れないでほしい。

 まだ、新聞情報しか入ってこない段階で、邪推をするのは良くないのだろうが、学校側からは全く情報が開示されていない以上しょうがない。

 いずれにしろ、夏休みまでに何らかの勝負がつくのであろう。・・
 あきらめて、授業を続けるしか我々に道はない。あぁ。まな板の鯉、状態。。

2004年06月17日

さて、今日も授業だ。

 講師料をもらえないことをわかっていながら、今日も授業をしに行かねばならない。

 でも、学生に責任はない。

 ・・・嗚呼。

2004年06月21日

文化学園大が民事再生法申請

 ○文化学園大が民事再生法申請 医療法人の支援発表

 ようやく明かりがともりましたが、民事再生法を申請したと言うことは「倒産」ということですね。
 学校の倒産ってのも珍しい話なのですが、この場合職員給与などの債権の扱いはどうなるんでしょう?

 過去のゼネコン民事再生の例を見ると、しらーっと、今まで通りに経営を続けることが出来るんでしょうね。某社の方から、社員にとっては特に何も変わらないという話を聞いたことがありましたので。。

 まぁ、給料が頂けるのはありがたいことだ。。

2004年07月02日

5月分講師料をもらう

おかげさまで、昨日(7/1)に5月分講師料を現金で頂きました。
6月分は、予定通り支給されるとのことですので、一安心(してよいのでしょうか??)

新年度の学生も募集をかけ始めたようですが、専門学校のほうはどうなんでしょうね?
環境土木科は、今年度並みの人数では経営が成り立たないような気がします。

新経営陣の手腕をみさせていただきましょう。。

2005年01月16日

小林康昭(足利工業大学教授)『土木産業の人材育成に果たす教育機関の役割』にも拍手!!

建設オピニオンネタ、その2
 2005年1月号に小林康昭氏(足利工業大学教授)の『土木産業の人材育成に果たす教育機関の役割』という文が掲載されている。土木学会の2004年9月全国大会でお話ししたことをまとめたとのこと。

 この中で、土木技術者の役割の変化、それにともなって、教育機関も対応した変化が必要であると述べている。
 この文を読んで思うのは、いま私が非常勤講師をしている専門学校のことである。

 「学校」は、商売だから利潤も追求することは必要であろう。しかし、どんな技術者を世に排出したいのかなどといった、教育理念や経営哲学があやふやな状態で、「学校」と言えるのか?
 そうした理念や哲学もない学校は、金を払って通う学生に対しても失礼である。
 社会にとって良いところがほとんどない。
 それでも学校として存続していく。
 日本と言う国はどうかしているんではないだろうか???

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