今週は東京のとある会社で思考プロセスで問題分析。
思考プロセスを行う際に、思考プロセスの本を読んで現況している方は、3クラウド法と従来法の違いにとまどう方がいる。
その違いはどこにあるのか?
私が思うには、現状分析における中核問題の取り扱い方が大きな違いではないかと思う。
3クラウド法では、中核対立を導き出すが、その対立図は具体的な問題を示すわけではなく、抽象的なモノになる。
従来法とはここが大きく違う。
ロジカルに導き出した従来型の中核問題にくらべれば、え?こんなおおざっぱな対立でよいの?と驚くぐらいに抽象的になることもある。
それで良いのです。
なぜならば。。
中核対立は、すべてのUDEの発生を説明できさえすればそれで良いからです。
中核対立がすべてのUDEの根本原因だ!と論理的な厳密さをもとめている方は、その抽象度故に少し違和感を感じるのではないかと思います。
こんな根本問題をどうやって解決するんだ?と。
解決策を導き出す上でカギとなるのは、その対立そのものよりは、その対立を引き起こしているアサンプション(仮説、思いこみ、”常識”など)です。
アサンプションをあぶり出すために対立解消図を使うのです。
純粋な技術的な問題などを扱う場合は、従来型思考プロセスの現状ツリー構築法の方がしっくり来る場合もあります。
個人の問題なども、場合によっては従来型の方が分析しやすい場合もあるかも知れません。
3クラウド法は、組織の問題など、方針や常識などの影響が大きい場合に有効と思います。
意図をもってツールを使うことが重要なわけです。
思考プロセスもあくまでも道具ですから。