コンクリートのひび割れ抑止方法について、ある企業の内部講習会の講師をしてきた。
古くて新しいこの問題は、なかなか根本的な解決に至れない。
それもそのはずで、みなコンクリートの基本をおろそかにしている。
コンクリートを理解せずして、ひび割れは抑止できない。
基本がわかれば、現在の施工方法がいかにひび割れを起こしやすいやり方をしていたかがわかる。
非常に身近な問題だけに、みなさん非常に興味を持って聞いていただけたことが非常にうれしかった。いまよりももっと良いコンクリートを打ちたい、その思いが伝わってきた。
こういう講習会は、やってて楽しいね。
なかなか準備は大変でしたけど。。^^
こうした技術者教育の積み重ねが大事ですね。
ちなみに、今回は私の蔵書からコンクリート関係の本を片っ端から引っ張り出してその記述を確かめたが、コンクリートのひび割れ防止についてきちんと扱っている本は意外に少ない。
というより、一冊で完結できている本はなかった。
建築系の本は乾燥収縮ひび割れに焦点が当たり、土木系の本は温度ひび割れに焦点が当たっている印象を持った。
参考にした本(主要なところだけ。)
○コンクリート標準示方書 (施工編),(構造性能照査編),(ダムコンクリート編)
○土木施工なんでも相談室 コンクリート工編
○土木工事共通仕様書
○コンクリート名人養成講座
○ひび割れのないコンクリートの作り方
最近でた本でまだちゃんと目を通していないのだが、気になっているのは、大成建設が出した
○コンクリートの収縮ひび割れと対策
講習会を終えてから仙台の本屋をうろついていたら発見した!^^;
事例も載っていてなかなかでした。