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若者が3年で辞めることも、サル化の一事象か?

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来」という本を、先日大阪に行ったときに梅田の紀伊国屋で購入しました。
街的セミナーを聞いた直ぐ次の日でした。

街的セミナーで活性化された私の脳に、この本のタイトルが呼びかけます。
「私を買いなさい」と。(笑)

この本のなかでは、「昭和的価値観」というものをやり玉に挙げている。
その昭和的価値観とは、以下のように説明されている。

企業内に年功序列というレールを敷き、安定性と引き換えに、労働者に世界一過酷な労働を強いている。そのレールからおりることを許さず。。。
中略
それは、自分に適した人材を育成する教育システムを作り上げてきた。小学校に始まるレールの中で、試験によってのみ選抜されるうち、人はレールの植を走ることだけを刷り込まれ、いつしか自分の足で歩くことを忘れ果てる。。。
以下略

先に紹介した川島隆太教授の本の中で語られたことと、同じようなことが、また別の視点から語られている。
その背後にあるモノは、”前頭前野”の働きの低下と言うことになるのではないか、と思ってしまうのである。

そう、これは先に書いた「サル化計画」と相通じるのである。

若者が直ぐに辞めてしまう理由の二大要因は、「わがまま」と「忍耐力不足」だそうである。
先の川島教授の本を読んでいただいた方には、ぴんと来ると思うが、まさに”前頭前野”の司る「人間が人間らしいための能力」が欠如してきたということになる。
かなり危機感をもって、背筋が寒くなっているのは私の杞憂のせいだろか・・

ちょっと余談的に付け足しであるが、この本では、「体育会系が好まれる理由」というのが、非常におもしろい視点で書かれている。私は思わずうなってしまった。少し要約して引用するが、

体育会系が好まれるのは、体力があるからという単純な理由ではない。「主体性がない」ことが買われているのである。
徹底した組織への自己犠牲の精神。時には体罰をも含む厳しい上下関係。

彼らは、並の若者よりもずっと従順な羊でいてくれる可能性が高い。
つまらない仕事でも上司に言われた以上は、きっちりとこなし、休日返上で深夜まで働き続けても文句も言わない。

なるほど、確かに。。。。

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さてさて、団塊世代大量退職を前にして各社躍起になって採用枠を広げておりますが現実は厳しいもの。 下流社会と中流以上という二極化に歯止めが掛かりません... [詳しくはこちら]

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2006年12月20日 16:37に投稿されたエントリーのページです。

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