昨日、土木技術を語る会 第10回に参加してきた。
土木学会東北支部主催によるこの会は、産官学それぞれの土木技術者の意見交換会として立ち上がったわけであるが、最近は「学」が少なくなってきたところが気になるところではある。
学会の行事というと「学」が中心になりがちであるが、そういう意味では貴重な存在かもしれない。
今回の話題提供は、国交省酒田河川国道事務所の冨樫所長様から、
「安全性・信頼性の高い道路ネットワークの形成と道路機能確保について」
今年5月の、月山道路通行止の発生経緯と、その通行止めの社会的な影響度についてのお話と、国交省の道路施策の概要をおはなし頂いた。
以下、私のメモ。レジュメに書いてあったことを省いているのでメモだけ見てもちょっと内容が理解できないかもしれないですが、時間がないので、手抜きでご勘弁。
◇ memo ◇
地すべり経緯 H13頃から兆候有り
H16 4/13亀裂
4/30通報 緊急点検
専門家の意見 局部的な変状
緊急措置
情報の共有化
5/10村道通行止め
5/16月山道路通行止
緊急対策
無人作業車による押さえ盛土工
5/18〜
時間変位量 ピーク10mm近く それでも盛った?
のり枠による拘束効果あり?
5/20完了
5/22 片側規制で交通解放
その後
詳細調査
応急復旧の検証
6/2通行規制解除
通行止の社会的な影響
生活者への影響
観光施設への影響
管理者が村の法面での災害
管理体制 村? 国?
災害発生時の対応、役割分担
庄内地域の道路 災害に弱い
リダンダンシー(※)が低い
(※)リダンダンシーとは? (redundancy)
【コンピュータ】(信頼性用語で)冗長性、または、その度合い(冗長度) goo英和辞書より
冗長性とは、
言語による伝達の際,ある情報が必要最小限よりも数多く表現されること。
冗長性があれば雑音などで伝達を妨げられても情報伝達に成功することがある。
余剰性。リダンダンシー。
交通用語としても使われており、
例えば、道路ネットワークでは、代替路線があり、災害時にも使える道路が
確保できる状態を「リダンダンシーが高い」と言う。
月山道路整備 斜面対策のほか塩害対策 17橋 来年で完了
一方で、
道路維持管理費 年々減少
データに基づく化学的な資産管理の必要性
アセットマネジメント
アウトカム指標
救急医療、数字にならない効果を数字にするには
今回の対策は、特殊例として、直轄工事で行った
112号まで影響があるが、村では対策できない
個別の判断として行った
すべり面
地表の局所的なもの
道路の地域時との関わりを定期的に観測する必要があるのではないか
代替路線としての高速道路は?
一般市民への発信
一般市民は、技術的限界がわからない
技術的な部分の理解をうながす
同じ土俵に乗れるように
月山道路の管理基準というような、ローカルな維持管理基準を定めていく必要がある
情報共有<−−> 隣の事務所の情報が入らない
◇ memo ここまで ◇
この会は毎回好例で、講演会の後に意見交換会があるのが楽しみなのである。
昨晩は、そこから流れて秋田料理のお店でさらに飲んでしまった。(^^)