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10/26桃知利男独演会開催決定とその背景を考える

先日桃知さんに、久しぶりの仙台での講演をしていただいたわけであるが、続編の開催日が決定した。

詳しくは、こちらで→  ○ 10/26桃知利男仙台独演会


私が、なぜに仙台に桃知さんを呼ぶのか、というと、

 一つには、まさに小泉・竹中政策であるマーケットソリューションを進める宮城県の公共事業政策において、地元に蔓延する閉塞感をなんとかしたいという思いがあるからである。
 地元の会社が元気にならないと、地域経済は決して元気にならない。
 中央の一人勝ちじゃだめなのである。

 それに、インフラ整備に市場原理をはたらかせて本当に良いものか?、という疑問がずっとある。
 一面的な費用対効果でなんでも推し量ろうとする現在の公共事業評価に常々疑問を持っているし、「費用対効果が高い」インフラ整備というものの実態を見ているだけに疑問が大きいわけである。

 すくなくとも、市民の命や生活を守るインフラに関しては、経済性よりも優先されてしかるべきことがあるだろうし、地域の風土となるような土木施設には、経済性よりも優先されてしかるべきことがあるだろう。そう思うのである。


 二つめには、建設業者を守りたいわけではなく、建設業者に従事している「生活者」を守りたいためである。
 建設市場の縮小は、目に見えて明らかであり、現在の建設業者がすべて食える状況は続かない。弱いものは倒れるだろうし、身軽な業者は、最も受かる産業を目指すだろう。
 地域には、核となる建設業者を政策的に残して行くべきだと思うが、業者数は少なくなるだろう。
 建設産業に従事する多くの人は、生活するためには自らを変えようとする姿勢が必要なのである。


 三つ目には、技術士も例外ではないよ、ということをもっと多くの技術士が気づき、行動すべきと思っているからである。
 建設コンサルタントの登録用件としての技術士は、仕事量の減少に伴い需要が減るかと思いきや、河川、道路など専門化・細分化により、全体としての需要は減っていないようである。ただし、専門によって需要の差がますます大きくなっている。
 ただし、これらは結局、公共投資の枠組み(金魚鉢)の中で与えられたえさをつつき合っている状況であることは、建設業者と特に変わらない。

 技術士が、本当に科学技術の最高権威の資格なのであるならば、「金魚」でいいのか?
 みずから、創意工夫をできる技術者が技術士なのである。「金魚」じゃまずかろうとおもうのである。


 などと、桃知さんをなぜに仙台に呼びたかった思いの前提にある問題意識をひもといてみた。
 まだ、うまく書き尽くせていないように思うので、もう少し考える。

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2004年10月04日 10:42に投稿されたエントリーのページです。

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